凤凰体育6年8月19日(月)~22日(木)、本学男子サッカー部に在籍する学生22名が、北海道美幌町を訪れ、「エデュケーションプログラム」を実施しました。本取組は、地域振興に関わる事業に学生が主体的に参加することで、「地域の活力」と「学生の学び」を向上させることを目的としています。
昨年度に続いて、今年度もサッカー合宿を兼ね、地域児童を対象にコーチングやトレーニングに関するスキル向上を図るサッカー教室を行うとともに、地域理解を深める町内プログラムを体験しました。
学生と児童の大半は昨年度も交流があり、久しぶりの顔ぶれに緊張した様子で始まったサッカー教室でしたが、学生たちの積極的な声かけにより、すぐに打ち解ける様子が見受けられました。練習メニューは、ポジション?レベルに合わせて取り組むことで、短時間でも効果的な技術指導が図られました。また、町内プログラムでは、美幌温水溜池にて、SUP体験を行いました。町民と交流しながら、観光資源に触れ、同町の魅力や特性を肌で感じることで、より一層、地域理解を深めることができました。
普段、交流機会の少ない大学生と児童がスポーツを通じて、多世代交流を図り、相互に学びを得ながら、サッカー本来の楽しさを改めて感じることができる機会であるとともに、学生たちにとっては、普段と異なる環境下で練習に打ち込むことができ、新たな気付きや経験、交流を通した人との繋がりを感じることができる機会となりました。
本学では、今後もさまざまな地域との連携事業を通し、「他者と協働しながら、地域に新しい価値を創り上げる」という地域共創学群の理念のもと、次世代の担い手の育成という教育機関としての社会的使命を果たして参ります。
参加学生のコメント
- サッカー教室を通して、子供達が楽しんでいる姿や上手くなっていく姿を見てとてもやりがいを感じました。また、ポジション?レベルに合った教え方を考える難しさを感じ、私達自身も勉強するとても良い機会となりました。
- 選手としてプレーするだけでなくサッカーに携わるものとして還元していく楽しさ、難しさを感じることができました。人として選手として様々な経験をする機会をつくっていただき、ありがとうございました。
- 年を重ねるごとにサッカーに対する楽しみ方が変わりつつありましたが、このようにサッカーを通して人とつながることで、サッカーを始めた頃の純粋な楽しい気持ちの大切さに改めて気付くことができました。
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